ずっと悩んでいた鼻の周りの赤み。
鏡でよく見てみると、うっすら枝分かれした赤い線が見える・・・
化粧で誤魔化していたその赤みが「毛細血管拡張症かも」とわかり、受診とレーザー治療を考えていたのですが、その後妊娠が発覚。
子供が生まれて忙しくなる前にレーザー治療をしたいなと思ったものの、
- 赤ちゃんに悪影響はある?
- レーザー施術は1回で済むの?
- 保険適用はされる?
など色々疑問があったので、事前にクリニックに聞いてみました。
返答を聞いて、妊娠中の治療はやめて産後に通い始めたのですが、私と同じような悩みを持つお母さんがいるかもしれないので、クリニックの返答と、その後の治療の流れを参考に載せておこうと思います。
毛細血管拡張症の治療方法
毛細血管拡張症は主に、皮膚科・美容皮膚科・美容外科などで治療できます。
多くの病院で、Vビームと呼ばれる治療用レーザーが使われています。
このレーザーは複数回照射するのが一般的です。
私も「VビームⅡ(赤アザ用)レーザー」で治療してもらっています。
毛細血管拡張症で赤くなっている部分にVレーザーを細かく照射していって、その後すぐ保冷剤で冷やして終わりなのですが、所要時間は5分〜10分くらいでしょうか。
治療自体はすぐに終わります。
その後、レーザーを当てた部分の炎症を緩和する薬を処方してもらいました。
また、私が通う皮膚科形成外科では保険適用の治療ですが、近所の美容専門クリニックは保険適用外でした。
(美容専門のクリニックでは保険適用できないのかも?)
妊娠中に治療できる?と聞いた時の回答
当時、事前にクリニックにメールを送って、返ってきた回答が下記になります。
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現在妊娠中でして、妊婦でもできる治療なのか気になっています。
(レーザーの影響、投薬、決まった期間内に数回通うなど)
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ご相談の件ですが、妊娠中でもレーザー自体は可能でございますが、5回以上の回数を重ねて頂くことがほとんどとなっておりますので、お急ぎでないようでしたら、出産後のお治療がお勧めでございます。
当時の私は、
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どうしても今のうちに!ってわけじゃないし、出産後がオススメならアドバイスに従おう…
と出産前に受診するのを止めました。
産後に通い始めてみると、確かに妊娠中は厳しいかも!と思いました。
というのも、レーザーの施術日だけじゃなく、経過観察でも何回も行かなければいけないからです。
実際の治療の流れ
あくまで私が通院しているクリニックの流れになりますが、下記のように通っています。
レーザー施術は数分で終了。
炎症用の塗り薬を処方されて、三日間だけ塗りました。
先生との問診のみ。
先生との問診のみ。
まだ治療を続けたい!という場合は、前回のレーザー施術日から3ヶ月以降の日に次のレーザーの予約。
※5回以上が多い
事前に先生から、「(赤みが消えるまで)結構しぶといよ」と言われましたが、確かに1回だけのレーザー治療ではあまり変わらない気がしました。
病院が言うように、この治療を5回以上している人がほとんどならば、妊娠中の治療はオススメできないなと思います。
そもそもレーザー施術日は3ヶ月開けなきゃいけないそうなので、妊娠中に治療が終わらなさそうです。
赤ちゃん連れで治療はできる?
産後の病院通いですが、
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どうしても平日しか予約が取れなくて、赤ちゃんを預ける人がいない…。
そんな時は、施術日ではなく経過観察の日であれば、赤ちゃん連れでも大丈夫かもしれません。
少なくとも私が通っている皮膚科形成外科は赤ちゃんの患者さんも多いためか、問診だけの日は赤ちゃんを抱っこしたままでもOKだったので、通うクリニックに事前に確認しておきましょう!
レーザー治療をする日は、見てくれる家族がいる曜日に行くか、一時保育などを利用したいですね。
まとめ
- 毛細血管拡張症のレーザー治療は妊娠中でもできる
- レーザーや塗り薬は赤ちゃんに悪影響を及ぼさない
- 1回のレーザーで治療は完了せず、経過観察も含め何度も通うことになるので産後の治療がオススメ
- 保険適用する病院としない病院がある
当時、「妊娠中に毛細血管拡張症のレーザー治療はできるかな?」と疑問に思ってネットで調べたものの、答えが見つからなくて困ったので、この記事を作りました。
同じような方は少数だと思いますが、誰かの参考になれば嬉しいです。
※この記事は私自身の経験を元に書いていますが、クリニックによって治療方法は違うと思うので、詳細は通院することになる病院にお聞きください。