【体験談】赤ちゃんの向き癖と絶壁…ヘルメット治療をしなかった私の後悔

赤ちゃんの頭の形、気になりますか?

私は現在、1歳になる次男を育てています。
赤ちゃんの頃から右ばかり向いて寝る「向き癖」があって、気になりつつも、かかりつけの小児科の先生にこう言われました。

向き癖に気をつけてあげれば、自然に丸くなってくるから大丈夫ですよ

それを聞いて、「まぁ大丈夫なのかな」と思い、特別な治療などはしませんでした。

でも――1歳になった今も、上から頭を見ると右斜め後ろが少し平らになっていて、触ると絶壁がよくわかります。(斜頭症とされる状態)

赤ちゃんの頭のかたち相談室」によると、国内の年間新生児数は約70万人で、頭蓋矯正の対象となるのは14万人にもなります。
しかし治療者数は3,000名と全体の2%しかいないのが現状だそうです。

「ヘルメット治療ができる0歳のときに、もっと自分で調べてやってあげればよかった」と、今は正直後悔しているので、同じような方を増やさないためにも、調べた情報をこのページにまとめていきたいと思います。

目次

「ヘルメット治療、してあげればよかったかも」と思ったきっかけ

当時、赤ちゃんの頭の形を整える「ヘルメット治療」のことは、なんとなく知っていました。

でも、私が気になっていたのはこんなこと。

  • 高額そう(自費診療だし…)
  • 病院に行くほどでもないかな?
  • 本当に必要な治療なの?

子どもの頭の形が気になり始めたのは生後3〜4ヶ月の頃でしたが、上の子とこの子の育児に追われ、結局「様子見」にしてしまいました。

でもこども園に通い出して、0歳クラスの赤ちゃんの中に実際にヘルメットをかぶって治療している子が2人もいて、衝撃を受けました。(クラス10人中2人です)

それからヘルメットをかぶっている子を見るたび、
「ちゃんと調べて、行動してあげればよかったかも…」
と、後悔しています。

アプリでも気軽に頭の形を計測できる

先日、第三子が生まれた姉から、今は 「スマホアプリで赤ちゃんの頭の形を簡単にチェックできる」 ということを教えてもらいました。

出典:赤ちゃんの頭のかたち相談室

「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリは、自宅で赤ちゃんの頭の写真を撮るだけで、左右差やゆがみを分析してくれる無料アプリです。

※全国40以上の病院と連携し、グッドデザイン賞を受賞した日本人の赤ちゃん向けヘルメットQurum(クルムフィット)などを開発する株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが開発したアプリです。

気軽に測定できるので、当時知っていたら絶対やっていたと思います。

ただ口コミを見たところ、「アプリでは軽度の斜頭だったけれど、専門外来で検査をしたらヘルメット治療が推奨されるレベルだった」というレビューがありました。

あくまでアプリは参考程度にして、しっかり専門の所で測定してもらった方が安心だと思います。

ヘルメット治療の費用目安。後悔しないために、今すぐできること

出典:赤ちゃんの頭のかたち相談室

頭の形の治療は、生後8ヶ月頃までに始めるのが理想とされています。
(生後何か月まで治療を受け付けてくれるかは病院によります)

0歳の時に治療を始めないといけないので、私のように「悩んでいる間にタイミングを逃してしまった…」という人が多いのも現実です。

治療を悩む一番の理由は、費用だと思います。

赤ちゃんのヘルメット治療の費用目安

治療総額の目安

約 30万円〜60万円(税込) ※医療機関や使用するヘルメットのメーカーによって異なります

主な費用の内訳

  • ヘルメット作成費(オーダーメイド)
  • 初診・検査・通院費
  • 調整費(2〜6週間に1回程度)
  • 自宅ケア用品(アルコールタオル・スプレーなど)

日本では保険適用外のため、いきなり決断するのも難しい金額ですよね。
「費用も高いし、赤ちゃんの頭も自然に治るかもしれないし…」と思うのもわかります。私もそうでした。

でもあとから後悔しないためにも、
もし今、少しでも気になるなら、まずは無料で相談や測定をしてくれるサービスを利用すべきです。
そして専門家の話を聞いて納得できたときは、治療に進むのがベストだと思います。

たとえば赤ちゃんの頭のかたち相談室は、24時間受付対応で、Webから無料で専門家に相談できます。

10分程度の無料相談のあと、必要に応じて近くの病院を紹介してもらえます。(いきなりヘルメットを販売してくるものではないので、安心してください)

1歳を過ぎていましたが、私も次男の頭の形が心配で、「赤ちゃんの頭のかたち相談室」に相談しました。
悩みや心配事に対して、女性のスタッフさんが優しく相談に乗ってくれましたよ。
1歳を過ぎているのでやはりヘルメット治療で効果を得ることは難しいとのことでしたが、まれに頭の歪みの原因が頭蓋骨の病気であることがあるので、1歳を過ぎていても頭の形を測定してくれる医療機関を2つ紹介してくれました。

とにかく私のように、あとあと後悔しないために、話だけでも聞いてみるのをおすすめしたいです。

「自分の赤ちゃんにはヘルメット治療が必要なさそう」とわかるだけでも安心できると思いますよ!

【まとめ】

  • 頭の形が気になっても、もう治療ができなくて後悔する保護者は意外と多い
  • 小児科では「自然に治る」と言われることもあるが、形が残るケースも
  • ヘルメット治療は早期対応がカギ
  • 頭の形を測定できる無料アプリもある
  • ヘルメット治療は高額だからこそ、無料で相談や計測ができるサービスを利用すべき

ヘルメット治療を始める時期は、一般的に生後2~8か月頃が推奨されています。

※「赤ちゃんの頭のかたち相談室」の方によると、1歳を超えていても治療ができる場合があるそうなので、まずは相談してみてください。

今しかない時期なので、私のように後悔しないためにも色々情報をチェックするのをおすすめします。

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